愛知ウォーキング城巡りクラブの7月のバス見は越前(えちぜん:福井県)の名城と史跡を巡ります。夏なので登りや歩きが少ないコースを組み立ててみました。でも内容は超ディープですよ!
まずは坂井市にある日本100名城の丸岡城。現存天守で最古の説が浮上した天守ですが、最古ではなくても十分見どころがあり、学びが多い名城です。
丸岡城くらいになると、観光施設ではなくホントの軍事施設です。階段ひとつとってもその堅固さが分かります。敵が容易に登れないように急なのです。この天守はじっくり見たいので自由時間で巡ります。もちろんディープな解説付きです。
続日本100名城の福井城も訪れます。現在は福井県庁になっていますが、土日でも城趾の散策はOK!水堀に囲まれたかつての名城を堪能しましょう。
福井城は昭和二十三年の福井大震災で天守台や櫓台、そして周辺の石垣が傾いたりスキマができたりしました。でもいまだ崩れず、震災の生々しい様子を実感することができます。
ただ現在は崩れていないのですが、これが次に地震が起きた時、このままという保証は全くありません。巡ることができるうちに巡っておきたい名城です。
柴田勝家とお市の方、そして浅井三姉妹ゆかりの北の庄城址もセットで巡ります。今では福井駅近くの都心部になってしまった北の庄城址ですが、中心地は柴田神社と史跡公園になっているので夏でもスムーズに巡ることができます。
特筆すべきは柴田勝家時代の石垣と堀。発掘調査で出土し、展示保存で一般公開してありまます。北ノ庄城は江戸時代以前に廃城になっていますので、戦国期の石垣がズラリと並んでいます。かなり豪快な石垣群です。
織田信長の織田家発祥の地は越前ということをご存知でしたか?
織田信長の先祖は越前二の宮の剣神社の神官を務めていた家で、後に尾張に移り土豪となり信長の代に尾張を統一しました。その織田家の原点である聖地を訪れ剣神社にも参拝します。
ちなみにここでは織田(おだ)ではなく織田(おた)なのです。
今回の見学会の昼食は福井駅前の商業施設・ハリピンで自由昼食です。なぜかというと福井県は名物が多く、美味しいものが多いからです。60分の自由時間を設けますので、決まった昼食ではなくあなたの好きなランチを楽しんでみましょう。
愛知から遠い越前ですが、昼食を自由にすることで、そのぶんお値打ちに参加費を抑えることもできました。
7月のバス見は福井県まで遠出です!暑さ対策も考慮して外歩きもコンパクトにまとめてあります。
丸岡城は、古風な作りや65度の急な階段がいかにも現存天守!以前の見学会でも話題になった、鬼作左の一筆啓上のお城です。福井城は昭和の地震の影響を受けた石垣が必見。
さらに織田家のルーツも訪れ、柴田勝家やお市、浅井三姉妹など愛知ゆかりの方々にも出会えますよ!新幹線、紫式部、恐竜など魅力たっぷりの福井県に是非皆さんで出掛けましょう!(役員T)
【日にち】
【出発場所と時間】
一宮駅西口 7:50
【解散場所と予定時間】
一宮駅西口 18:30くらい
【定員】25名
【持ち物】 筆記用具
【参加費】12,000円
※通常見学会に未参加の方は応募できません
※ 小雨決行です。中止の時はメールで連絡します。
※募集は6月中旬頃に行います。