愛知ウォーキング城巡りクラブの見学会の名物・『入らないシリーズ』でも特に人気の見学会が5年ぶりに行われます。それが名古屋城に入らない名古屋城巡りです。
この見学会は5年前の2019年に行いましたが、あれから私もいろんな事を学び続け、そのバージョンアップが今回の名古屋城に入らない名古屋城巡りです。今回は前回に比べ内容はもちろん、コースや資料もバージョンアップしてますので、前回参加された方も楽しむ事ができます!
なぜこの様な奇妙なタイトルなのか?それは現在私たちが知っている名古屋城はもっと広く、その規模を知るため。そして名古屋城の外側こそ歴史ファン、城巡りファンが萌える要素がたっぷりなのです。
戦国時代、尾張の首都は清洲でした。でも徳川家康は、わざわざ首都機能を清洲から名古屋へ移します。それにはいくつかの理由があるのですが、その一つが地形です。
結論から言うと、名古屋城と近くの城下町は浸水しません。その理由は名古屋城は台地の上に建っており、雨が降ると水は台地の下に流れます。だから浸水しないのです。
『ウソだろ!名古屋城は濃尾平野の真ん中の平城だから高低差はゼロだよ!』と、思う方は名古屋城の北にある名城公園に行ってみてください。名城公園から見ると名古屋城は崖の上(台地の上)です。この地形が首都機能移転の理由の一つです。今回の見学会はこの名古屋城の地形や高低差を地図とチェックしながら歩きます。
中区三之丸の愛知県図書館に行くと何やら石垣があります。じつはこれ、名古屋城の石垣。つまり愛知県図書館までかつての名古屋城でした。現在でも石垣に残る刻印をハッキリと確認できます。
名古屋から一宮、岐阜方面に向かう国道22号線をよく見てみると、名古屋城の土塁が残っています。普段車で走る時には気が付かない城の遺構も歩いて巡って始めて気付くということはよくあります。
またちょっと道を反れると名古屋城の外堀、土塁が良好に残っていたり、名古屋城の外側は旨味が多いのです。その城巡りのオイシイところをまとめて味わってみます。
歴史には表があれば裏もあります。今回は決して明るみに出なかった人たちのアノ場所も訪れます。あなたが知らなかった名古屋城の悲劇の現場が残っているのです。
【日にち】
【出発場所と時間】
地下鉄名城線・名古屋城駅7番出口 午前9:30
【解散場所と予定時間】
名鉄瀬戸線・東大手駅 12:00くらい
【定員】35名
【持ち物】 筆記用具
【参加費】2,000円
※非会員2,500円
※ 小雨決行です。中止の時はメールで連絡します。
※12月上旬に募集を始めます