令和六年(2024)4月の見学会は、安城市に残る安祥城と周辺の史跡を散策します。安祥城は織田と松平・今川が数回取り合った要(かなめ)の城で、その堅固さが現在でも確認できます。また今回は古地図を使って旧街道の位置、そして個人では分かりにくい城下町跡なども散策します。
また周辺では安城合戦の戦死者を祭った塚、地元の別の城跡などディープな安城の戦国史跡を楽しみましょう。今回のコースも若干の起伏はありますが、平地も多いので楽しく歩いて頂けると思います。
安祥城は尾張の織田氏と駿河の今川、三河の松平氏らが取ったり取られたりの激戦を繰り返した城です。その中で城主だった織田信広(信長の兄)が捕まり、後に松平竹千代(徳川家康)と人質交換になった話は有名です。その取り合い合戦の舞台となった城が安祥城です。
だから安祥城周辺には亡くなった人たちを埋葬した塚がいくつもあり、現在でも複数確認できます。今回はこれら激戦の爪痕を歩きながら訪ねます。
今回は江戸時代に描かれた古地図で城巡りをします。すると何気に高台だな〜と思っていた場所が櫓台跡だったことに気付いたりします。また意外な曲輪跡や虎口跡など、古地図に描かれている場所が現在どうなっているのか?その違いやギャップが面白いです。
『地元の人はコレ知っているのかな?』と思う史跡を古地図に照らし合わせて歩きます。旧街道や城下町跡、そして安祥城周辺にあった名水の井戸をいくつかですが訪ねて歩きます。城だけではなく周辺もまるっと楽しめる見学会です。
【日にち】
【出発場所と時間】
名鉄西尾線・南安城駅 午前9:30
【解散場所と予定時間】
名鉄西尾線・南安城駅 12:00くらい
【定員】各日40名
【持ち物】 筆記用具
【参加費】2,000円
※非会員2,500円
※ 小雨決行です。中止の時はメールで連絡します。