中区 古渡城址と中区の史跡

中区 古渡城址と中区の史跡

名古屋市中区の城趾や戦国史跡の見学会の詳細ページです。

中区 古渡城址と中区の史跡


令和七年(2025)4月の見学会は名古屋市中区の古渡城と周辺史跡を巡ります。名古屋市中区といえば、名古屋市内の都心部です。そんなところに歴史史跡あるのか?と疑問に思う方もいるでしょう。

 

しかし結論からいうと、戦国ファンを魅了する史跡群がゴロゴロしています。

 

 

個人では分からないディープなポイント
 


例えば織田信長が元服(成人)した古渡城址は、東本願寺名古屋別院(東別院)境内になっています。ここは名古屋城築城時に石置き場になっており、名古屋城に持っていくはずだった刻印石がゴロゴロと残っています。

 

またとなりの下茶屋公園の池は古渡城の堀跡を利用して作られたものといわれています。今回は解説がないとよく分からないディープなポイントをガンガン巡ります。

 

 

史跡と歴史がつながる瞬間
 


周辺の史跡もまたディープです。例えば堀川。名古屋市内を流れる堀川は、名古屋城の西側を守る堀として掘られました。

 

しかし平和な時は運河として利用されていたのです。南の熱田港から名古屋城の城下町、そして名古屋城へ物資を運ぶ水の道です。

 

またこれを掘ったのは賤ヶ岳七本槍のひとりで関ケ原の戦いで東軍として活躍した、安芸広島50万石の大名・福島正則です。

 

その福島正則は愛知県あま市の人物…という具合に歴史は知識と知識がつながる瞬間が最も面白く、今回もそんな脱線話がたくさんあります。

 

インターネットではなかなか伝わらない歴史、人物のエピソードを現場でダイレクトにお伝えします。

 

詳細

 

【日にち】

  • 4月12(土)

 

【出発場所と時間】 
地下鉄鶴舞線・東別院駅 午前9:30

 

【解散場所と予定時間】 
地下鉄名城線・大須観音駅 12:00くらい

 

【定員】各日40名

 

【持ち物】 筆記用具

 

【参加費】2,000円

 

※非会員2,500円

 

※ 小雨決行です。中止の時はメールで連絡します。

 

コース

 

  • 東別院駅(集合)
  • 古渡城址(信長が元服した城)
  • 日置神社(信長が桶狭間合戦で戦勝祈願した寺)
  • 堀川(福島正則が掘った名古屋城の外堀)
  • 日置城址(織田一族の城址)
  • 政秀寺(平手政秀菩提寺)
  • 小林城址(織田家の親族・牧氏の城址)
  • 三輪神社(矢場町のゆらい)
  • 万松寺(織田信秀の菩提寺)
  • ハ見寺(織田信長の菩提寺)
  • 大須観音駅(解散)