美濃・加納城と中山道見学会ウォーキング
令和四年(2022)6月の城巡り見学会は岐阜市に残る美濃・加納城と中山道ウォーキングです。
加納城はあまり有名な城ではありませんが、歴史的、遺構、見どころなど総合すると、正直、加納城は名城と言って良いと私は思います。
ただ、加納城の魅力を完全消化するには、城郭遺構の理解、街道の知識、また地元郷土史家レベルの知識などが必要なので、少しハードルが高い城と言ってもよいでしょう。
でも大丈夫!この見学会ではそんな岐阜市に残る美濃・加納城の見方や魅力を噛み砕いて解説します。
【日にち】 6月4(土)、6月5(日)、16(木)
※3回とも同じ内容です
【出発場所】 JR岐阜駅・中央南口
【出発時間】
午前 9時:30分
【解散場所】 JR岐阜駅・中央南口
【解散予定時間】
正午くらい
【持ち物】 筆記用具
【参加費】 2,000円
※非会員2,500円
【締切】 5月22(日)
※ 参加される方はマスク着用をお願いします。
※ 当日37℃以上の熱がある方は参加しないで下さい。
※ 小雨決行です。中止の場合はメールにて連絡します。
- JR岐阜駅中央南口(集合)
- 光國寺
- 加納天満宮
- 中山道加納宿まちづくり交流センター(休憩)
- 加納公園
- JR岐阜駅中央南口(解散)
これは中山道加納宿まちづくり交流センターに展示してある、加納城城下町地図です。もしあなたが城巡りの知識が豊富なら、この城下町地図を見た時点で加納城が見どころ満載!ということがすぐわかると思います。
- 中山道(なかせんどう)、岐阜街道を押さえた城
- 清水川、荒田川は外堀ですね
- 加納城の中心は公園になってて豪快な石垣が残ってます
あと詳細をいうと、門跡や虎口跡も残り、住宅地となった長刀堀(なぎなたぼり)も遺構がハッキリとわかるんです。
中山道(なかせんどう)とは江戸時代に整備された街道で、江戸の日本橋〜京都の三条大橋を結んでいました。その途中の宿場のひとつが加納宿です。
現在では閑静な住宅地になっていますが、かつて宿場の主な施設があった場所には、石碑が建立されています。画像は脇本陣跡。
宿場では本陣に次ぐ格式が高い宿で、大名、公家、幕府の要職などが泊まるVIPな宿でしたが、宿泊予約がない場合は庶民でも泊まることができました。
江戸幕府第14代将軍・徳川家茂の正室(御台所)和宮(かずのみや)が江戸に向かう時、宿泊したといわれる場所も残っています。和宮は仁孝天皇(にんこうてんのう)の第八皇女で、平成二十年(2008)NHK大河ドラマ・篤姫では堀北真希さんが演じて話題になりました。
かつての加納城は住宅地や商業地として開発が進んでいますが、注意深く見てみるといろんな場所に遺構が残っていたり、碑が建っていたりします。地図と照らし合わせるとかつての加納城の様子がよくわかります。
こちらは岐阜地方気象台に残る加納城三階櫓台の石垣。岐阜市立加納小学校のすぐ側です。豪快に残っています。
加納城の外堀だった荒田川はかつてはもっと幅が広く、船も往来していました。遠くに岐阜城が見えます。
住宅地に残る加納城長刀堀(なぎなたぼり)の遺構。ここの民家の石垣はかつての長刀堀の石垣を再利用したものです。
加納城の中心部分だった本丸は現在加納公園になっており、公園をぐるりと取り囲む豪快な石垣が残っています。
加納城本丸に残る枡形虎口(ますがたこぐち)跡。進路をわざと折り曲げることにより、城内に侵入しようとする敵兵を横や後ろから攻撃できる仕組みです。
こちらは加納公園内に残る本丸天守台跡。もう天守はありませんが現在でもひときわ目立っています。
【日にち】 6月4(土)、6月5(日)、16(木)
※3回とも同じ内容です
【出発場所】 JR岐阜駅・中央南口
【出発時間】
午前 9時:30分
【解散場所】 JR岐阜駅・中央南口
【解散予定時間】
正午くらい
【持ち物】 筆記用具
【参加費】 2,000円
※非会員2,500円
【締切】 5月22(日)
※ 参加される方はマスク着用をお願いします。
※ 当日37℃以上の熱がある方は参加しないで下さい。
※ 小雨決行です。中止の場合はメールにて連絡します。
- JR岐阜駅中央南口(集合)
- 光國寺
- 加納天満宮
- 中山道加納宿まちづくり交流センター(休憩)
- 加納公園
- JR岐阜駅中央南口(解散)