
令和七年(2025)のシーズン最後の見学会は番外編として名古屋市中村区に残る中村遊廓と周辺史跡を見学します。
いつも戦国時代の城址や史跡を巡っている愛知ウォーキング城巡りクラブですが、令和七年(2025)はNHK大河ドラマ・べらぼうで吉原の遊郭がピックアップされていますので、地元・名古屋の中村遊廓跡を見学してみます。
中村遊廓は名古屋市中村区にあった遊廓で、その歴史は大正時代に始まります。
元々は大須(名古屋市中区)にあった旭遊廓が移転する形で、大正九年(1920)に土地の整備が始まり、大正十二年(1923)に開業しました。
この場所は日吉、寿町、大門、羽衣、賑の5つの町で構成されており、「中村遊廓」や「中村旭廓」と呼ばれ、最盛期には年間約160万人の客が訪れる大歓楽街となり、規模や豪華さでは江戸の吉原遊廓を上回るとも言われました。
中村遊廓は昭和三十三年(1958)に施行された売春防止法施行で完全に終焉を迎えましたが、その後、遊郭の区画を活かした街作りが行われました。現在では住宅地、商業地区になっていますが、区画や地名、史跡や名残が色濃く残っています。
もしあなたが中村遊廓跡の散策を楽しもうと思えば簡単です。ひとりで直接現地に行けば残る町並みがすぐに分かります。
でも、専門家にしか分からない解説を楽しむのが今回の企画です。
何気ない風景でも、町割りの重要な意味が今でも色濃く残っています。
今回も分かりやすい資料とディープな案内で巡ります。だから個人で巡るよりもスムーズですし、より深く理解できる案内プログラムがすでにできています。
道に迷う心配もなく、素朴な疑問もバンバンok!しかも個人では分からないポイントをサクサクと理解でき、短時間で中村遊廓跡を楽しむことができます。
愛知ウォーキング城巡りクラブは城址を楽しむ会なので、あくまで今回は番外編です。今後、再び繰り返すかどうか分からない貴重な番外編見学会なので、お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。
【日にち】
※同じ内容です
【出発場所と時間】
地下鉄東山線・中村日赤駅改札前 午前9:30
【解散場所と予定時間】
ピアゴ中村店 12:00くらい
※解散後、太閤通駅、名古屋駅に誘導します
【定員】各日30名
【持ち物】 筆記用具
【参加費】2,000円
※非会員3,000円
※ 小雨決行です。中止の時はメールで連絡します。
※解散後、太閤通駅、名古屋駅に誘導します
※6月中旬頃募集します